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ライヴエイド チェックイン・台帳作成クラウド管理サービスを開始

2016.07.18 17:04

 日本においても「民泊」というシェアリングエコノミーの新たな形態に注目が集まっている。そのなかでホストとゲストのマッチングが成立した後も、チェックインやチェックアウトに際して鍵の受け渡しやゲストの本人確認など煩雑な業務が必要となっていて、これまではホストや民泊代行業者が個別に対応を行ってきたのが実情だ。
 ライヴエイド(東京都渋谷区)はこうした現状に対して、民泊において必要となるチェックインやチェックアウト業務をクラウドで一括代行を行うことで、多くのホストや民泊代行業者のコスト削減やセキュリティの向上につながると考え、「Keyport」という新たなサービスを開発したと発表した。
 「Keyport」の特長は3点ある。ひとつは提携店舗において鍵の管理・受け渡しを代行できることだ。これまでは、宿泊物件のポストを活用したり、ゲストとの待ち合わせを行うことで、鍵の受け渡しをすることが多く、セキュリティ面やコスト面での課題があった。同サービスでは主要駅から徒歩数分圏内の提携店舗に、鍵の管理と受け渡しを安心して依頼することができるようになる。料金プランは1件500円の従量課金制。初期費用やその他の費用は不要。鍵の受け渡しのためだけに必要であった代行者の人件費も節約が可能だ。
 また、ゲスト名簿の作成とその管理を代行できることも大きい。現時点においては法律上求められていないものの、ゲストの個人情報確認は安心してホストが貸し出しを行う上で重要な手続きとなる。そこで「Keyport」では、ゲスト名簿の作成とクラウド上の管理を代行する。ホストや民泊代行業者は、パソコンやスマーフォンから簡単に管理を行うことができるようになる。
 加えて、施設利用開始時と終了時の対面確認の実施が可能となる。
 「Keyport」を利用することで、鍵の引き渡し時及び返却を提携店舗で行うため、宿泊施設の利用開始時と終了時に対面で自動的に本人確認を行うことが可能だ。
 現在、提携店舗は順次拡大しており、新宿、渋谷、池袋、御茶ノ水、神田、下北沢、五反田の各駅に「Keyport」提携店舗を有する。それらの店では365日ゲスト対応が可能だ。

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