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パナソニックエコソリューションズ社 施設用LEDを無線で調光

2016.05.30 12:15

工事費用も大幅削減
 パナソニック エコソリューションズ社(大阪府門真市)は6月1日より、LED向け無線調光システム「PiPit+(ピピッとプラス)」(セパレートセルコン明るさセンサタイプ、デマンド連動機能タイプ)を発売する。
 「セパレートセルコン明るさセンサタイプ」は、昼間の外光をセンサが検知し、あらかじめ設定した適切な明るさに調整でき、点灯初期の余分な明るさや改修時の必要以上の明るさを制御可能。パナソニック製の従来蛍光灯器具と比較すると約63%の省エネを実現した。
 一方「デマンド連動機能タイプ」は外部のデマンドコントロール機器からの接点信号を受け、明るさのレベルを制御できる。ピーク電力をカットすることで最大デマンド値(需要電力)を抑制し、電気の基本料金を削減。エネルギーのトータル管理が可能なパナソニックの「Emanage(エマネージ)」にも対応している。専用コントローラからの無線通信で調光するため、信号線工事が不要。電源もコンセントから確保できる。照明器具を取り替えるだけで簡単に調光システムが導入でき、オフィスや店舗などのリニューアルにも活用できる。

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