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<今週のイチオシ>共同カイテック ガタツキ解消、OAフロア新商品を発表

2016.05.23 13:40

 OAフロアシステムや屋上・壁面緑化システムなどの開発・販売・施工を手掛ける共同カイテック(東京都渋谷区)は今月18日、パネル置敷タイプOAフロアの新商品「ハイスチール」H=100タイプの販売を開始した。
 電力・情報の配線を収納するため、オフィスなどの床を二重化する製品がOAフロア(フリーアクセスフロア)。共同カイテックでは、OAフロアの課題とされてきたガタツキの問題に着目し、「ガタツキが発生しないOAフロア」をコンセプトに新商品「ハイスチール」が開発された。同製品は、共同カイテック独自の不陸吸収構造を採用することで製品が床になじみ、導入時だけではなく長期にわたってガタツキを防止する。歩行感にも優れており、快適なオフィス環境の実現に貢献する。また、将来的にもガタツキが発生しないことから、不陸調整が不要で無駄な維持管理費が発生しないメンテナンスフリーの商品だ。
 パネルは高強度スチール製で、曲げ荷重や動荷重に強く高い耐久性を有する。また、支柱には曲げ荷重がかからず長期荷重にも強い、長寿命な製品である。また、パネル1枚あたりのサイズは165mm四方と小さく軽量で、特別な工具を必要とせず誰でも自由に配線変更を行うことができる。
 「ハイスチール」は鋼板厚1・6mmの「3000N品」と2・0mmの「5000N品」の2タイプがラインアップされており、1㎡あたりの価格は「3000N品」が1万5500円、「5000N品」が1万6000円(いずれも税別)。共同カイテックでは「ハイスチール」の販売目標を今年度2億円、来年度4億円としている。

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