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住友不動産 第七次中期経営計画を発表 賃貸ビルの開発を加速し延床22万坪

2016.05.23 13:50

 住友不動産(東京都新宿区)は10日、平成29年3月期を初年度とする新しい中期経営計画(第七次中期経営計画)を策定した。計画期間は平成31年3月期まで。
 新たな中計では前中計で達成した最高業績を更新し、増収増益路線を堅持する。累積業績目標は売上高2兆7000億円(六次中計比で2580億円増)、営業利益5500億円(同494億円増)、経常利益4800億円(同620億円増)を目指す。
 事業の中核を担う賃貸ビル事業は東京都心開発最重点の基本路線は踏襲し、年5万坪の開発ペースを加速させる。第七次計画では延床面積22万坪の開発を予定。6次中計(11万坪)の倍に及ぶ。一方、注文住宅、賃貸住宅、ホテル、イベントホールの4事業は本部に格上げし、主力4本柱(ビル・分譲マンション・仲介・新築そっくりさん)に続く事業への進化を目指す。4事業の売上高構成比率は6次中計14%から16%、売上高4300億円(6次中計比940億円増)まで成長させる。

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