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三井物産 国内AM事業の戦略持株子会社を設立

2016.03.21 16:29

 三井物産(東京都千代田区)は14日、国内アセットマネジメント事業を推進する戦略子会社として三井物産アセットマネジメント・ホールディングス(MAH)を4月に設立すると発表した。
 これまで子会社の三井物産ロジスティクス・パートナーズ(東京都千代田区、以下MLP)及び三井物産リアルティ・マネジメント(東京都千代田区、以下MBRM)を通じ、不動産ファンドの運用事業を推進・拡大してきた。新たに設立するMAHを三井物産の国内不動産アセットマネジメント事業における中核戦略会社と位置付け、人材・ノウハウ・資金・情報を集約すると共に、三井物産が行っていた事業領域における戦略立案機能の一部をMAHに移管し、よりスピード感を持った事業展開が可能な体制を構築することが狙い。また、MLPとMBRMをMAH傘下に移管し、MAHを中核とした事業推進体制を構築。新たな不動産ファンド運営会社の新規設立やM&Aの企画立案・実行推進を通じ、更なる事業拡大を目指していくという。また、三井物産はMAH及び傘下の不動産ファンド運用会社のスポンサーとして人材・資金の両面から同事業の成長を継続的に支援していく。MAHの設立に併せて、運用対象となる不動産アセットの多様化を図り、2020年までに2000億~3000億円規模の投資を実行していくという。

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