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野村不動産 都市型商業施設「GEMS大門」開業

2016.03.07 13:03

 野村不動産(東京都新宿区)は今月7日に都市型商業施設の同社シリーズ「GEMS(ジェムズ)」の3店舗目となる「GEMS大門」をグランドオープンする。「GEMS渋谷」(平成24年10月開業)、「GEMS市ヶ谷」(平成26年11月開業)に続き開業する「GEMS大門」は、都営浅草線・大江戸線「大門」駅徒歩1分、JR山手線・京浜東北線「浜松町」駅徒歩5分に立地する。商業施設初出店4店舗含む話題性の高い飲食店を取り揃え、大門・浜松町周辺のオフィスワーカーや住民・観光客の飲食ニーズに応えていく。
 商業施設事業部部長代理兼開発課長の郡司誠氏は「3棟目となる『GEMS』シリーズは飲食に特化したこだわりのテナントを厳選したビルとなっています。『GEMS大門』にはとろさば専門店の『SABAR(サバー)』や上土佐備長炭で仕上げる炭火焼鳥専門店『炭火焼鳥 西田屋』など、大阪から東京に進出する店舗を含めるバラエティに富んだ9つの店舗を揃えました」と話す。
 「GEMS」は野村不動産が責任を持ちこだわりを持った飲食店を入れることを目標に立ち上げられた飲食特化型ビル。特にリーシングは仲介会社に頼まず、自社内にてリーシングチームを結成。独自のルート開拓によってオリジナリティ溢れるテナントを誘致した。
 「以前から『GEMS』シリーズは女性も利用しやすいテナントを豊富に揃えることをテーマにしていました。ですが、あくまでもサラリーマンなどの男性がメーンのターゲットでした。今回の『GEMS大門』はさらに女性が入りやすい店を集約することを目標にしました。『行燈』をイメージした柔らかいイメージができるように照明設備などにも工夫を凝らし、今までよりもさらに女性が入りやすい建物の外観となっています。また、芝大神宮の参道に面するため、壁面も瓦をデザインモチーフにするなど、『和』のテイストを取り入れ、地域の皆様に長く愛される施設にしたいと思っています」(郡司氏)
 「GEMSシリーズ」は今後、更なる展開を予定しており、年間6棟をオープンする計画としている。

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