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三和シヤッター工業 危害防止装置を取り付けたシャッター

2016.01.18 14:25

 三和シヤッター工業(東京都板橋区)は防火・防煙シャッター機械式危害防止装置「メカセーフ」の電動式タイプを18日より追加販売する。
 防火シャッター機械式危害防止装置は、防火区画に設置される防火シャッターが火災時に熱・煙を感知して自動で閉鎖する際にみられる「はさまれ事故防止」の装置である。シャッター閉鎖中に下端部の座板に人や障害物が接触するとシャッターは一旦停止し、障害物がなくなってから再度閉鎖。この装置は平成17年12月の建築基準法改正から設置が義務付けられている。
 機械式危害防止装置「メカセーフ」は電気系統で制御する方法ではなく、座板に人や障害物が接触するとワイヤ巻取り装置がロックされ、中継部・作動部を介して開閉機のブレーキが復帰しシャッターを停止させる。そのため停電時用のバッテリーが不要であり、バッテリー交換費用や充電に掛かる待機電力の削減に実現した。
 同社は管理用シャッターの危害防止装置として、従来の電気式・無線式に機械式を加えた。顧客のニーズに合った商品をより安全で環境に配慮した商品としてラインアップし、「安全・安心・快適」を今後も提供していくという。

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