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国土交通省/三井不動産/三菱地所 「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト」の民間都市再生事業計画を認定

2015.11.30 17:32

 三井不動産(東京都中央区)と三菱地所(東京都千代田区)は先月9日付けで申請を行った民間都市再生事業計画が、都市再生特別措置法第21条第1項の規定により認定された。
 都市再生事業の名称は「(仮称)TGMM芝浦プロジェクト(A棟・ホテル棟)」。計画地はJR山手線・京浜東北線「田町」駅東側に立地し、拠点的市街地を繋ぐ地域の公共交通の拠点機能を担う東口駅前広場に隣接するなど、都心の中核拠点と緊密に連携する重要な位置を占める。
 近年、計画地周辺の工場・倉庫などがオフィスビルや高層住宅へと大規模な土地利用転換が進行していることから、就業・居住人口増加への対応や、駅や周辺市街地と繋がる歩行者ネットワークの整備、「田町」駅の交通結節機能の強化と駅直結の拠点的市街地の形成が課題となっている。これらの課題を踏まえ、同事業は、A棟では業務・商業を始めとした機能を、ホテル棟では宿泊機能を設けることで多様な機能を集積・連携させた駅直結の複合拠点を形成すると共に、駅や周辺市街地と繋がるバリアフリー化された歩行者ネットワークを整備する。また、駅前広場の整備により拠点的市街地をつなぐ地域交通の拠点を形成するほか、スマートエネルギーネットワーク等により災害時における都市機能の継続性の強化を図ることで地域の防災対策拠点を形成することを目指す。これらの取り組みにより、地域の魅力向上さらには東京の都市再生への貢献を目的としている。

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