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三菱地所/JXホールディングス 「大手町タワー・JXビル」が16日に竣工

2015.11.23 14:44

民間初 皇居外苑濠水の浄化施設を導入
 三菱地所(東京都千代田区)とJXホールディングス(東京都千代田区)が「大手町ホトリア」街区において共同で開発していた「大手町タワー・JXビル」が16日に竣工。皇居東御苑の出入口にあたる大手門至近に位置し、建物規模は地上22階、高さ100m、延床面積10万7500㎡に及ぶ。
 最大の特徴は、民間では初となるビルの地下に大型貯留槽と高速浄化施設を導入した点だ。慢性的な水不足等を原因とした水質悪化が進行する皇居外苑濠の水質改善を目的としており、皇居外苑濠から取水し、年間約50万立方メートルの水量を浄化する。濠の水位が低下して淀むのを避けるべく濠へ水を放流するため、25mプール約6杯分にあたる巨大貯留槽を備えている。
 また、エリア就業者や来街者が幅広く交流し、環境ビジネスを創発する拠点「3×3Lab Future」、エリア就業者等の健康的な活動を支援するためのコンディショニングセンター「R―body project」を整備。加えて電力の自立性を高める非常用電源や帰宅困難者受入施設・備蓄倉庫等のトップレベルの災害時対策を実現している。
 JXグループの本社機能、西村あさひ法律事務所が入居し、竣工時満室で稼働する。地下1階の商業ゾーンには隣接する「大手町パークビルディング」の商業ゾーンと合わせた「ホトリアShops&Restaurants」、さらにビルの間に広がる約2800㎡の緑豊富な広場は「ホトリア広場」として平成29年に開業する予定だ。


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