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リヴ 関西初の木造大型商業ビル開発がスタート

2015.09.28 17:00

 リヴ(京都市西京区)は、京都府向日市の阪急京都本線「洛西口」駅前にて、関西初の木造大型商業ビル「SUBACO(巣箱)プロジェクト」を建築する。このプロジェクトは地元の木材を活用した環境配慮型のビルで、地域の活性化を目指す関西初の取り組みである。
 物件の建物規模は地上5階建て、延床面積は1000㎡超。木材は鉄骨・コンクリートに比べて同じ重量当たりの強度は鉄材の4倍、コンクリートの6倍とされる。さらにツーバイフォー工法によって、従来の木造建築の弱点であった耐震性と耐火性を高めている。
 また、建築予定の物件は国土交通省の「平成27年度地域型住宅グリーン化事業」において、住宅以外の環境配慮型建築である「優良建築物」部門に採択された。使用する地域産木材の出荷証明、建築物の環境評価の結果はもちろん、外装にも木材を使い、市民にも開放する京都府内産木材を内装にあしらったコンベンションホールの設置なども評価を受けた。

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