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アイシン精機 小型軽量のGHPを10月に発売へ

2015.07.13 17:54

 アイシン精機(愛知県刈谷市)は省エネ性を向上し、小型軽量化を実現したGHP(ガスヒートポンプエアコン)F1シリーズ「GHPエグゼア2.」を今年10月より発売する。
 昨年4月に改正された省エネ法では一定以上のエネルギーを使用する事業者は従来の「省エネ」に加え、電気需要の平準化対策として、夏季と冬季の昼間の「節電」が求められている。今後、改正内容への対応として、節電に大きく貢献するガス冷暖房システムであるGHPがさらに省エネ性を向上することも期待される。
 同製品は室外機の熱交換器の配列を改良することで熱交換性能を向上させるとともに、ファン周辺部を送風効率が向上する最適な形状にした。これらの結果、通年エネルギー効率1・8以上の高効率を実現し、従来機と比べて一次エネルギー消費量を約26%削減する。また同製品は、従来のラインアップ(45~71kW、16~25馬力相当)に室外機の設置面積が同等である85kWタイプ(30馬力相当)を加えた。空調容量が大きい大型施設において、より少ない台数で対応が可能となり、設置面積の省スペース化を実現する。
 豊富なラインアップをバックに今後、中大規模店舗や学校、事務所など幅広い顧客のGHP導入を支援していく。

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