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新日鐵住金エンジニアリング 建築の省力化を実現 職人不足などの問題に対応

2015.07.13 17:55

 新日鐵住金エンジニアリング(東京都品川区)の建築・鉄鋼構造事業部はこのたびシステム建築商品「スタンパッケージ(R)」の新たな省力化基礎システムとして、3本杭基礎タイプ「SPトリプルパックFP」を開発した。
 同製品の省力化基礎システム「SPパックFシリーズ」は基礎を構成する部材(薄板鋼板型枠、鉄筋、アンカーボルト、アンカーフレーム等)をあらかじめ構造で加工・ユニット化することで、施工現場で技能労働者(型枠工、鉄筋工等)以外でも基礎工事が行え、省力化・省職種化による工期短縮を実現してきた。発売以来20年以上、多数の物件で採用されており平屋の建物を主な適用範囲とする「SPパックF」をはじめとして、商品開発と適用範囲の拡大を行ってきた。近年では技能労働者の減少に伴い、すべの建物向けに省力化基礎システムが求められており、同社でも2階建以上の需要に対応すべく、今般「SPトリプルパックFP(3本杭基礎タイプ)」を追加した。

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