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東邦ガス/東邦不動産/三井不動産 名古屋市港区で新たなまちづくり始動

2015.07.13 10:08

名称は「みなとアルクス」に決定
 東邦ガス(名古屋市熱田区)、東邦不動産(名古屋市熱田区)、三井不動産(東京都中央区)、三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)は共同で、名古屋市港区において新たなまちづくりを進めている。今年2月に名古屋市から都市計画決定が告知され、5月に開発許可を得たことから、このたび東邦ガスグループは、基盤整備工事に着手した。
 事業主体となる東邦ガスグループでは、「人と環境と地域のつながりを育むまち」を開発コンセプトとし、これを具現化する新たなまちの名称を「みなとアクルス」とした。
 「みなとアクルス」では、まち全体に一体感をもたせ、地域の住民や来訪者が憩い、交流できる緑豊かな都市空間を創出する。また、ガスコージェネレーションを中心に、電気・熱・情報のネットワークを備えた「スマートタウン」を構築して環境にやさしいまちを実現する。さらに、災害時でもエリア内でのエネルギー供給を継続するとともに、地域の防災活動を支援する。
 エリアは4つのゾーンで構成される。第1.期開発として、「にぎわい・交流ゾーン」には三井不動産が東海3県で初進出となる「ららぽーと」(大型ショッピングセンター)を、「住宅ゾーン」には三井不動産レジデンシャルが約500戸の集合住宅(分譲)を計画している。また、東邦ガスグループは「スポーツレクリエーションゾーン」にゴルフ練習場やベーカリー&喫茶などを、「複合ゾーン」にエコステーションを、「にぎわい・交流ゾーン」にエネルギーセンターを建設する。
 平成28年春から平成29年にかけて、順次各施設の竣工・開業を予定しており、共同事業者4社では、引き続き、先進的かつ魅力的なまちづくりに向けて、開発を推進していく。

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