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<沖縄>大京穴吹不動産 空室活用の新サービス4物件で長期滞在可能に

2015.07.06 17:59

 大京穴吹不動産(東京都渋谷区)は、今年3月よりマンションの空室を活用した新規ビジネスである「大京バケーションレンタル事業」を沖縄にて開始したが、今月1日より第1弾・4物件の長期滞在サービスの提供を開始した。
 「大京バケーションレンタル事業」は当初ゴールデンウィークや夏休み等の長期休暇のサービス利用を想定していたが、今年1月にサービス概要を発表して以来、賃貸希望者より多数の問い合わせが寄せられ、避寒目的の滞在ニーズや企業研修時の宿泊利用など、プライベート又はビジネス、いずれにおいても新たな滞在ニーズが生まれつつあることが分かった。そこで同社は第1弾・4物件のサービス提供を開始するとともに、より利用しやすくするため新たにウェブサイトからの問い合わせ受付を開始した。
 「大京バケーションレンタル事業」は、マンションの空室状況を解決したいオーナー、又はセカンドハウスの未使用期間が空室状況にあるオーナーと同社がサブリース契約を締結し、オーナーの資産有効活用を支援するもの。
 一方、利用者と同社が借地借家法に基づく定期建物賃貸借契約を締結し、家具・家電・調理器具・駐車場などをあらかじめ完備した住戸と滞在時の付帯サービスをワンストップで提供する。同事業の第1弾として長期滞在サービスの提供を開始したのは、北谷町の「アルトゥーレ美浜」(2物件)、宜野湾市の「ライオンズマンション新城」と「ライオンズ宜野湾マリンシティ」の計4物件。
 同社では今後、東京や大阪、京都といった国家戦略特区の指定エリアへ事業展開を行う方針で、ワークシェアの普及や格安航空機の路線拡大等を背景に、将来的には季節に応じて全国各地を移り住むといった新たな暮らしの創造に努める考えだ。

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