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東京急行電鉄/東日本旅客鉄道/東京地下鉄 日本最大規模の屋外展望施設が「渋谷」駅直上に誕生

2015.07.06 10:11

 東京急行電鉄(東京都渋谷区)、東日本旅客鉄道(東京都渋谷区)、東京地下鉄(東京都台東区)は2日、「渋谷」駅で進めている開発プロジェクト「渋谷駅街区開発計画1.期(東棟)」に展望施設を設置することを発表した。同計画については、平成25年6月17日に東京都より都市再生特別措置法に基づく都市再生特別地区の都市計画決定がなされ、昨年8月より本格的な工事に着手している。開業は平成29年を予定しており、高さ230m、地上47階地下7階、延床面積は約18万1000㎡となる。
 渋谷はすでに観光都市として高い認知度を得ているが、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催決定に伴い、ますます訪日外国人等の観光客の増加が期待される。
 今回、「エンタテイメントシティSHIBUYA」の実現に向け、渋谷を訪れる人々に対する都市の魅力をさらに高めるため、同計画を一部変更し東棟の最上部に屋外と屋内からなる展望施設を設置する。
 この屋外展望施設は超高層ビルの屋上を全面的に活用したものでは日本最大級の規模を誇る。渋谷随一の高さから、代々木公園の後方に広がる新宿の超高層ビル群、六本木・都心方面、そして富士山に至るまで遮るものがない眺望が広がる。
 さらに世界的観光名所であり、世界一人通りが多いとも言われるスクランブル交差点を眼下におさめ、渋谷の圧倒的なダイナミズムを体感できる場所となる。
 3社は今後もさらに魅力を高め国際都市渋谷のますますの発展に貢献していくとしている。

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