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ALSOK 建築情報データベース「BIM」を活用したFMサービスの提供開始

2015.05.18 10:31

 ALSOK(東京都港区)は、オフィスビル等のオーナーに対し、建築情報データベースを建物管理業務(Facility management、以下FM)に活用する日本初の「BIM(3次元の建物モデルに建築情報を生成および管理するための行程)を活用したFMサービス」の提供を今月7日より開始した。
 同サービスは、設計・施工で使われているBIMデータを建物管理データベースに連携させた「BIM―FMシステム」を活用した建物維持管理業務により、保全・修繕・更新にかかわる費用を10%から20%程度抑えることが確認できた。
 従来の施設管理では、図面や報告書等が紙ベースで個別に管理されており、修繕のつど設備台帳を調べたり、過去のデータとの照合作業に時間がかかったり、保管場所の確保など、さまざまな課題が生じていた。同サービスでは、これらの課題を、設計・施工で使われているBIMを運用・維持管理においても活用することで解決を図る。また、BIMにFMを連携させることで、保全計画の最適化、管理手法の共有化や一元管理を行う。 同社はBIMを活用した新しいFMサービスの提供により、建物維持管理の品質向上はもとより、業務の効率化や保全・修繕コストの削減等、さまざまな価値を提案していくという。

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