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シーアールイー オーダーメイド型物流施設竣工

2015.04.27 14:10

 シーアールイー(東京都港区)は、埼玉県日高市で開発を進めていた物流施設「ロジスクエア日高」を先月30日に竣工した。  「ロジスクエア日高」は圏央道「狭山日高」ICより約3km、「圏央鶴ヶ島」ICより約5km、JR川越線「武蔵高萩」駅より約1・5kmに位置し、周辺環境は工業系施設(倉庫・工場等)が多く24時間稼働が可能であり、国道407号線に面した物流適地。
 同取り組みは、ユーザーの希望する立地において、そのニーズに基づいた施設を開発するオーダーメイド型(BTS型)の物流施設開発であり、国内大手物流事業者の専用センターとして開発を進めてきた。その詳細スペックに至るまでユーザーの要望する仕様を取り入れ、さらに、屋根全域への太陽光発電システム導入、全館LED照明の採用、緑化駐車場の整備や自然石の活用等を行い、環境や省エネルギーに配慮した施設としてCASBEE埼玉県のAランク認証、建築物省エネルギー氏江能表示制度(BELS)の「★★★★(4つ星)」評価を取得した。
 なお、国土交通省が推進している省エネルギー性能に特化した統一的な公的指標であるBELSにおいて、ロジスクエア日高は物流施設で新築時評価を受けた国内初めての物件となり、同社の開発する物流施設の環境負荷低減への取り組みが高く評価されている。
 施設の特長としては、10~30度の温度管理と30~80%の湿度管理により、ユーザーに合わせた温度・湿度での商品保管可能。また、防火区画壁に断熱性能を持たせる事により、区画毎の温度・湿度設定が可能で、温度・湿度管理が異なる商品を区画毎に保管することができるフレキシビリティの高さを実現した。他にも庫内の一部にクリーンルームを設ける事により、衛生管理が求められる食品系の流通加工等の取扱いにも対応している点や非常用発電機を設置する事により、停電時でも温度・湿度環境を24時間維持する事が可能となり、ユーザーのBCP(事業継続計画)対策を実現している。

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