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グローブシップ 統合記念式典を開催 850名が「船出」を祝福

2015.04.27 14:11

約850名が祝福する中、盛大な「船出」となった。
 今年4月1日、独立系ビルてメンテナンス大手のビル代行と日本ビルサービスが経営統合し、「グローブシップ(東京都港区)」として新たなスタートを切った。それに伴い13日、東京・水天宮の「ロイヤルパークホテル」で新体制のお披露目となる記念式典を開催。取引先企業をはじめとする関係者850名が出席した。
 式典は矢口敏和社長のあいさつで始まり、続いて鈴木貞一郎相談役が乾杯の音頭をとった。矢口社長は「統合によって社会に大きな貢献、役割を果たしていく強い志を胸に刻み、長い『航海』に乗り出していきたい」と表明。さらに日東カストディアル・サービスの子会社化について言及。これにより同社の全体売上高は約870億円、ビルメンテナンス業界では独立系トップクラスの規模になる。
 共に創業60年以上の歴史を持つビル代行と日本ビルサービス。ビル代行は昭和28年、前身の「ビル清掃」として設立され、昭和39年にビル代行に改めた。一方、日本ビルサービスは昭和27年に前身「日本不動産管理」として発足し、昭和32年に日本ビルサービスを設立。業界で初めてISO14001認証を取得するなど、先進的な取り組みで知られていた。そして平成17年に日本ビルサービスがビル代行グループに入った。清掃業務を得意とするビル代行、設備メンテナンスを得意とする日本ビルサービスが連携することで大型物件の一括管理を受注するなど一定の成果を挙げていたが、シナジー効果を高めるために平成25年に統合を決断。新会社の人事制度や営業、現場管理等の制度設計について各分科会を設置して約2年かけて統合を進めていったという。

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