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ヒューリック 建替えによる新「ヒューリック新宿ビル」が完成

2015.01.12 14:34

みずほ銀行など入居し満室で稼働
 ヒューリック(東京都中央区)は新宿区新宿3丁目の旧「ヒューリック新宿ビル」の老朽化に伴う建替え事業を進めてきたが、新「ヒューリック新宿ビル」が完成したことを6日に発表した。同ビルは東京メトロ丸の内線「新宿」駅から徒歩1分に立地し、「新宿」駅の東口駅前広場に面する地上10階地下3階建て、延床面積9780・69㎡の商業店舗、オフィスによる複合用途ビルである。テナントには、みずほ銀行新宿支店、au SHINJUKUをキーテナントとして全室入居が決定している。
 同社の発表によれば、「ヒューリック新宿ビル」は同社のフラッグシップビルとして洗練された品格あるデザインを採用。アウトフレーム構造のプレキャストコンクリート柱を反射率の高い凹凸あるアルミパネルで包み、フィンを配置することで縦基調の外観としている。反射率の高いアルミパネルとフィンはシンプルでありながらも季節や時刻によって光を捉え、変化を見せる外装となっており、新宿の街の活気と華やかさを象徴するランドマークとなるよう計画されている。また、地上1階から4階の商業テナントフロアは開放的で透明感のあるデザインとし、賑わい創出に貢献する。
 このほか、地下1階に東京メトロの駅構内通路と床レベルをフラットで直結する接続通路を設け、地上へはエスカレーター、エレベーターを配置して高齢者や障がい者へ配慮するなど、地域の利便性に寄与。新宿地区の特性に応じた駐車場の附置義務基準等を定める「新宿駅東口地区駐車場地域ルール」を適用し、附置義務駐車場10台の減免を受けたことで容積を有効に活用した計画となっている。

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