週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

セイコーソリューションズ 総合ビル管理システムを刷新

2015.01.05 16:38

 セイコーソリューションズ(千葉市美浜区)は先月16日、約600セット以上の導入実績を持つ総合ビル管理システム「BUILTALK(ビルトーク)」シリーズを刷新し、省エネや防災など必要なソリューションを組み合わせることで事業環境ニーズに合わせて進化するビル管理システム「BUILTALK―m2(ビルトークエムツー)」を開発、今月より販売を開始すると発表した。
 今日、ICT(情報通信技術)の普及によりセキュリティやサービスに対するニーズは多様に変化している。ビルや施設などの管理システムは高機能になればなるほど大規模な投資が必要となる一方、将来的なニーズの変化にどのように対応していくかが大きな課題となっていた。「BUILTALK」シリーズは昭和57年から30年にわたる販売実績をもつ、高い信頼性、保守性、操作性を誇る総合ビル管理システムであり、清水建設(東京都中央区)をはじめ多くの導入実績を持つ。
 次世代型ビル管理システム「BUILTALK―m2」はウェブに標準対応し、操作性を向上させるとともにオプション機能として、既に稼働実績のある有効なソリューションを多数ラインアップ、高まる省エネルギーやBCP(事業継続計画)ニーズへの対応を可能にした。
 今回刷新したポイントとしては、多彩なグラフィック表現を用意し、ブラウザ上でリアルタイムに警報や数値変化を確認できるなどウェブに標準対応している。またソリューション機能として緊急地震速報を受信し地震被災度の予測や設備制御・情報伝達を行う総合地震防災、室外機の間欠運転制御により省エネを実現するビルマルチ空調省エネ制御など多くのオプションをつけている。
 今回刷新した「BUILTALK―m2」は新たなニーズにもオプションを追加するだけで、低コスト、短納期に対応でき、柔軟かつ臨機応変なシステム構築が可能だ。今後、オプション機能はニーズ変化に合わせてさらに充実させていく予定だ。

PAGE TOPへ