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建設・不動産駿台会　創立３０年記念講演会・懇親会を開催

2014.10.13 10:22

　明治大学ＯＢによる建設・不動産業界の交流会である建設・不動産駿台会は、先月２５日に明治大学校友会館「紫紺館」（東京都千代田区）で、創立３０周年を迎えた記念の講演会と懇親会を行った。
　建設・不動産駿台会は、昭和５９年４月に前身の「明大昭和会　建設・不動産部会」として設立し、現在はおよそ３００名の会員を擁して親睦とビジネスの両立をはかるべく活動を展開。
　記念の講演会には「大丸松坂屋百貨店」や「パルコ」を傘下に持つＪ．フロントリテイリング代表取締役の山本良一氏が「マネジメント論　いま社会に求められる人とは」と題し、熱のこもった体験談を伝えた。
　明治大学商学部ＯＢである山本氏は在学中バスケットボール部の主将でもあり、学生バスケットボール日本一を経験している。講演では当時の経験から日本一を達成・継続するためにはどんなことを実践してきたか、さらには就職してから現在にいたるまでの過程で企業間競争に勝ち残るマネジメントには何が必要だったかなどを話しながら、「小売の未来はお客様の心の中にあることが基本。何が起こるか分からない今だからこそ基本に帰る必要がある」など、小売業は今何をすべきかを語った。
　講演終了後は講演会場が懇親会場に早変わり。多くの講演聴講者が懇親会に参加し、思い思いの話題に花を咲かせるなどして大いに盛り上がった。