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<セミナ―情報>大阪ビルディング協会 帰宅困難者対策と大規模開発がテーマ

2014.10.06 11:43

オーナー向けセミナー開催
 大阪ビルディング協会(大阪市北区)が実施しているビル保有者(会員・非会員)を対象にした「経営セミナー」が今月27日に実施される。
 第一部講演では東京・浜松町の世界貿易センタービルディング(東京都港区)の理事、丸山淳二氏を講師に迎え、東日本大震災当時の帰宅困難者対策の生々しい実態とその後の対応経緯について言及する。テーマは「(東京・浜松町)WTCビルにおける帰宅困難者対策について ―東日本大震災当日の実際と以降の対応―」だ。同社の帰宅困難者対策は見事な成果をあげたことから港区長から表彰を受けると共に、昨年度の東京消防庁主催の「事務所における帰宅困難者対策検討部会」において東京ビルヂング協会を代表して参加するなど、帰宅困難者対策の第一人者である。
 第二部講演は「あべのハルカス 開発の経緯と今後の展開」と題し、今年3月7日に全面開業を迎えた「あべのハルカス」について、実際に開発を担当した近畿日本鉄道(大阪市天王寺区)のあべのハルカス事業本部・管理部部長の鉄谷守男氏が講師を務める。今回のセミナーは東京・大阪で関心の高いテーマが揃い、非常に興味深いプログラムとなっている。
 開催日時は10月27日(月曜、13時30分~16時45分)。会場は「大阪証券取引所ビル」3階の「北浜フォーラム」。参加費は1名5000円。今月23日までに大阪ビルディング協会へファックスかメールで申し込みが必要になる。

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