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オリックス 大阪府牧方市での物流施設開発が決定

2014.08.18 12:10

 オリックス(東京都港区)は今月11日、大阪府枚方市においてBTS(Built to Suit=特定企業向け)型物流施設の開発を決定したことを発表した。
 この事業の開発地は、第二京阪道路「枚方東」IC、「枚方学研」ICから約3km、またJR片町線「長尾」駅より約1・5kmの工業団地内に立地している。京阪間の主要幹線道路である国道1号からもおよそ3kmであり、大阪・京都間の配送に適している。オリックスによると、開発地である関西圏内陸部はBCPの観点からも需要が高いため、物流施設向けの開発用地は希少であるとしている。
 この事業は、オーティーティーロジスティクス(大阪府高槻市)への一棟貸しが決定しており、1万629・36㎡の敷地に、地上5階建て(倉庫部分4層)・延床面積2万398・12㎡の建物を今年9月に着工し、平成27年7月に竣工する予定となっている。
 オリックスグループの物流投資事業は、平成15年よりBTS型施設の開発を中心に展開し、平成20年頃からはさらに複数のテナントの入居を想定した汎用性が高いマルチテナント型の開発に主軸を移し、今まで延べ30万坪弱という規模の開発を手掛けている。

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