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日立アプライアンス ビル用マルチエアコン発売開始

2014.05.19 16:10

 日立アプライアンス(東京都港区)は、寒冷地向けビル用マルチエアコン「寒さ知らず」(224型~560型)、および既設配管を利用できる同商品のリニューアル型(224型~560型)を6月1日から発売する。
 寒冷地域におけるビル用マルチエアコンについては、より高い暖房能力と除霜運転時の快適性向上が課題となっている。同商品は、低外気温時における高い暖房能力と素早い暖房立ち上がり性能を維持しつつ、着霜量検出機能を搭載した新除霜方式により、着霜の状態や量の検出精度を高めた。これにより、除霜運転の間隔を最大で250分まで延長でき暖房運転の快適性を向上させた。また、冷凍サイクルの改良や冷凍サイクル制御の適正化により、年間の消費電力量の低減も図っているそうだ。
 ビル用マルチエアコンをリニューアルする際には既設の配管を利用し空調機器のみ入れ替えるニーズが増加しているそうだ。そこで、同社は同製品の発売だけでなく既設配管を利用できるリニューアル型の製品も開発した。従来の4機種(224型・280型・450型・560型)に335型・400型・500型を追加して7機種とするとともに、既設配管の利用が可能な同商品のリニューアル型を新たに追加しラインアップの拡充を図ったとのこと。

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