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リニューアル技術開発協会 業界全体で技術レベルの向上を図る

2014.02.17 11:06

 リニューアル技術開発協会(東京都中央区)は、マンションの大規模修繕工事業務に従事する会員企業および関係者との一段の連携を図るべく、1月28日に「古石場文化センター」2階の大研修室において新春情報交換会を開催。200名近くが参加した。
 同会は二部構成でプログラムされ、第一部では活動報告会として、同協会の会員による京浜管鉄工業(東京都新宿区)、日建リース工業(東京都千代田区)、シー・アイ・シー(東京都台東区)、SMCリフォーム(東京都中央区)、エスケー化研(大阪府茨木市)が発表を行った。その後、上海視察や東日本大震災のボランティア事例について報告されるとともに、同協会の事務局から今年度の活動と来年度への展望について話された。
 また、第二部では情報交換会を実施。開催にあたって同協会の会長である望月重美氏(ファーマ 代表)が挨拶を述べた。
 「マンションの管理組合の方々がリニューアル時に期待していることは何よりも技術力です。ただ、現場では満足してもらえるようなレベルを提供しているとは言い難いケースも見受けられます。食品の偽装問題などプロがプロの仕事をしていないような事件が発生していますが、我々の業界も偽装社会の一部になっているのではないでしょうか。技術者として何をしなければならないかというと、自らの目で観察し、考えて判断することが大切だと思います。一人一人がやるべき事を行えるように業界全体で追求して参りたいです」
 同氏の挨拶終了後、来賓紹介や乾杯の挨拶などを経て、会員同士による歓談が行われ、会話が弾む様子が見受けられるなど盛況のうちに閉会した。

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