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三菱地所 松坂屋上野店南館の建替えPJに参画

2013.09.02 16:36

 三菱地所(東京都千代田区)は、J.フロントリテイリング(東京都中央区)が推進する「(仮称)松坂屋上野店南館建替計画」のプロジェクトマネジメント支援業務を担い、同プロジェクトに参画すると発表した。
 このプロジェクトは、J.フロントリテイリンググループが保有する資産の有効活用の一環として、東京都台東区上野3丁目に所在する松坂屋上野店南館を平成26年春に閉館し、平成29年秋グランドオープンに向け建替えを行うもの。新築建物の敷地面積は約5700㎡、延床面積は約4万2000㎡。建物規模は地上23階地下2階となっており、新築建物地下1階は大丸松坂屋百貨店が本館地下1階食品フロアと一体運営し、1階から6階は「パルコ」が、7階から10階には「TOHOシネマズ」が入居し、高層部の12階から22階は賃貸オフィスとなる複合商業施設に生まれ変わる。三菱地所グループは開発段階においてはプロジェクトマネジメント支援業務および設計・監理業務を担当し、オフィス部分のテナントリーシングの支援、ならびに竣工後の運営段階においてもオフィス部分のマスターリースを行う。
 同プロジェクトにより、百貨店、ファッションビル、シネマコンプレックス、オフィスを一体的に備える複合施設として、上野御徒町エリアに新たなランドマークが誕生することとなり、江戸時代から同一の場所で続く松坂屋の歴史に新たな1ページが刻まれることになる。

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