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三井不動産 マレーシアでの商業施設開発、事業規模を拡大

2013.08.26 18:09

 三井不動産(東京都中央区)は、昨年11月に開発が決定し、基本契約を締結済みの「(仮称)三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港(KLIA)」に関し、順調に事業を進捗させ、21日に共同事業パートナーである「Malaysia Airports Holdings Berhad(MAHB)」と合弁契約を締結し、合弁会社(MFMA社)を設立した。事業推進はMFMA社が行い、同社への出資比率は三井不動産が70%、MAHBが30%である。MFMA社はMAHBから土地を賃借し、建物を建設後にテナントに賃貸を行う。
 三井不動産の発表によれば、マレーシアの今後の人口、富裕層、観光客の増加など、クアラルンプールの商圏を再度検証した結果、第1期の事業規模を拡大。これに伴い事業スケジュール等の変更が行われている。特に空港からの観光客誘致については、空港ターミナルビルと同施設を結ぶシャトルバス運行のほか、施設内にチェックインカウンターやフライトの運行掲示板を設置するなど、利便性を向上させることによって、より一層の集客を図る計画となっている。第1期事業の店舗面積は約2万5000㎡、店舗数は約140店舗で、平成25年内の着工、平成27年初頭のオープンを目指している。

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