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三井不動産/鹿島建設 日本初となる超大型制震装置の屋上設置を発表

2013.05.05 15:11

 三井不動産(東京都中央区)は、「新宿三井ビルディング」において長周期地震動が発生した場合の揺れを大幅に低減させるため、日本で初めて超大型制震装置「TMD」を屋上に設置すると発表した。施工は鹿島建設(東京都港区)が担当し、今年8月中旬に着工。平成27年4月末竣工予定となる。
 「新宿三井ビル」は構造評価を受け大臣認定を取得した安全性の高い建物で現時点でも耐震性能は十分満たしているが、長周期地震動発生に対するテナント就労者の安全感を高め、振れ幅を最新鋭の超高層ビル並みに抑えることが目的だという。
 今回、導入するTMDとは、建物に減衰器(Damper)を介して錘(Mass)を取り付け、固有振動数を最適に調整(Tuned)することにより振動を抑制する装置のこと。従来超高層ビルの風揺れ対策に使用されてきたが、三井不動産と鹿島建設が日本で初めてこの技術を発展応用させ、超高層ビルの地震の揺れ対策の制振装置として実用化に成功した。TMDを屋上に設置するメリットは、眺望が阻害されず、有効貸床面積が減少することもない。さらに居室内工事が不要になるため、テナントへの影響を大幅に低減できるためである。


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