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ケルヒャージャパン 東山動植物園クリーンイベントを実施

2013.05.06 16:05

 清掃機器の最大手メーカー、ドイツ・ケルヒャー社の日本法人、ケルヒャージャパン(宮城県黒川郡)は、昨年9月21日に締結した「東山動植物園の支援・協力に関する協定」に基づき、東山動物園正門の壁・門柱・床を洗浄する「クリーンイベント」を、東山動植物園の閉園日である4月15日・22日に実施した。
 クリーンイベントは、社会貢献活動の一環として、同社社員が業務用高圧洗浄機を使用し、東山動物園正門周辺を洗浄し、汚れを落とし当時の風合いを取り戻すものというもの。名古屋市認定地域建造物資産である小松石の正門柱(4本)は開園以来初の本格洗浄となった。
 4月15日は正門向かって右側半分を洗浄し、4月22日に残りの左側半分を洗浄。両日ともに9時から作業を開始し、スタッフ7名が業務用温水高圧洗浄機「HDS8/15C」「HDS8/9C」と、業務用温水高圧洗浄機「HD5/14B」をそれぞれ2台、計4台を使用して、コケ、土砂、排気ガスなどの表面の汚れを取り除いた。2日間、計8時間を掛けて洗浄した正門周辺は綺麗に生まれ変わり、特に正門柱は76年蓄積した汚れが落ちたことで、当時の風合いを取り戻した。  作業を担当した同社名古屋支店支店長の籾山兼一郎氏は、「前回の動物慰霊碑に続き、東山動植物園を洗浄出来たこと大変光栄に思います。今回は文化的資産である正門柱もあり、より丁寧な作業を心掛けました。地域の方々に喜んで頂ければ幸いです」と話す。
 また、東山総合公園・管理課主査を務める川瀬洋治氏からは「多くの来園者が見込まれるGWシーズンを前に、正門を綺麗に洗浄していただいたことで、多くの市民の方々に気持ちよくご来場いただける環境が整いました。心から感謝申し上げます」とコメントが寄せられている。
 今回の清掃活動は昨年9月21日に実施した動物慰霊碑の洗浄に続き2回目となる。今後も、平成27年3月まで継続して実施し地域貢献していく予定だという。

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