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三菱商事都市開発 竹下通り沿いで「かわいいカルチャー」の発信拠点を開発

2013.07.01 16:18

 三菱商事都市開発(東京都千代田区)は6月26日、渋谷区神宮前の竹下通り沿いで開発を進めている商業施設について、記者発表会を開催した。商業施設の名称は「CUTE CUBE HARAJUKU(キュートキューブ ハラジュク)」に決定し、建物規模は地上3階地下1階、延床面積は1893・57㎡、テナント数は10店舗となっており、9月6日に開業する予定である。
 記者発表会には同社代表取締役社長の村田弘一氏をはじめ、プロジェクトを担当する開発事業部の神崎圭輔部長ならびに竹岡悟氏が出席した。冒頭の挨拶で村田氏は「当社は三菱商事グループの総合デベロッパーとして、優良な収益不動産の開発に注力しています。今回の『CUTE CUBE HARAJUKU』も原宿・竹下通りの中心に建つ地域の象徴的な施設として、将来的な売却も視野に入れながら開発を進めています」と述べた。
 その後、神崎氏が施設名やロゴ、施設コンセプトなどについて説明を行った。その中で神崎氏は「当施設は10代から20代前半の感度の高い女性をターゲットとし、特に15歳から19歳のピュアヤング層を主なターゲットとしています。また、来街者の約8%を占める海外からの観光客にも満足して頂ける施設づくりにも注力しています。入居テナントは、H&Mグループのファッションブランド『モンキ』が関東初進出し、この他にも『人・コト・モノが集まり、つながるかわいいカルチャーの発信拠点』として、皆様に愛される施設を目指したいと思います」と述べている。

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