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ザイマックス不動産マーケティング研究所 オフィステナント電力量を公表

2013.07.01 16:24

 地球温暖化や東日本大震災以後の原発停止を背景としたエネルギー問題に頭を悩ませているオーナーは少なくない。しかし、テナント単位での消費電力量に関する定量的なデータは乏しく、現状や対策を客観的に評価することが難しいといえる。
 そんな中、不動産市場に関する調査・分析・研究を行うザイマックス不動産マーケティング研究所(東京都港区)は全国のオフィスビルに入居するテナントのデータから、「オフィステナント電力量(オフィスビルに入居するテナントが1カ月間で消費する1坪あたりの電力量)」を算出し、東京電力管内における震災前後の変化について調査を行なった。
 その結果、電力量が震災前と比べると(1)年平均で10%減少(2)夏季(7月~9月)は、約15%軽減(3)冬季(1月~3月)は約5%減少したことなどがわかった。
 同社では今後、このオフィステナント電力量を継続して公表をしていくという。さらに、震災後減少した背景や要因の分析、オフィスビル単位の消費エネルギー量の調査を進めていく予定となっている。

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