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ツナシマ 「発信力」をコンセプトとしたシェアオフィスが誕生

2013.07.01 16:26

 ツナシマ(東京都文京区)は自社所有の「ツナシマ第2ビル」4階にて、起業家育成を支援するハイグレードなシェアオフィス「Shared Office KOTO―BA(コトバ)」を7月1日から開業した。
 空室対策としてシェアオフィスを開設するオフィスビルが増えており、コンセプトが明確化された施設が人気を博しているが、同施設のコンセプトは「発信力」だ。シェアハウスやコワーキングスペースを利用する中小事業者や起業家にとって資金提供や営業支援、交流等の支援だけでなく、ビジネスの基本能力として必要なコミュニケーション能力として「発信力」が重要になる。そこで、同施設では「入居者の『発信力』をサポートする施設」として、充実した会議室や無料の打ち合わせスペースを拡充させるだけでなく、ネット動画配信設備を導入し、スタジオを開設している。動画配信機能として撮影カメラの他、カメラ、スピーカー、マイク、PA、大型プロジェクター、操作ブースを完備。イベントスペースと連動させると60㎡弱の広さを確保でき、会員製品アピールやセミナー、説明会等に利用することができるのが特徴となっている。
 同施設は、それまでテナント貸しをしていた同ビル4階(約150坪)フロアをシェアオフィスに改装したもの。7人以上で利用可能な個室タイプ「フレキシブルオフィス」をはじめ、1~3人用のデスク・チェア付個室タイプ「ブースオフィス」、席を固定しない「フリーデスク」の3つの会員プランが用意されている。また、シェアハウス特有の隣室からの音漏れに対して、ドア厚を40mm、壁厚は震動等を感じにくい中空100mm仕様としている。

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