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公共シィー・アール・イー 埼玉・草加の好立地で開発中の物流施設間もなく竣工
2013.05.27 16:31
物流施設や商業施設を中心とした物件の開発・所有・リーシング・サブリース等を手掛ける公共シィー・アール・イー(東京都中央区)。同社が埼玉県草加市に開発中の物流施設「ロジスクエア草加」は6月中旬の竣工を予定しており、間もなく建築工事が完了する。これに合わせ、同社は23日・24日の2日間にわたってテナント企業向けの竣工前内覧会を実施した。
同施設は外環自動車道「外環三郷西インターチェンジ」より約3kmの草加八潮工業団地内に立地し、敷地面積は1万5056・45㎡、延床面積は3万72・73㎡、建物規模は地上4階建てである。施設内には積載量4・1トンの貨物用エレベーター6基が標準仕様として設置されており、11人乗りの乗用エレベーターは建物東西に合計2基設置。この他、貨物用エレベーターが2カ所、垂直搬送機が4カ所、将来的な増設が可能となっている。また、従来の物流施設では梁下有効高を5・5m確保していることが標準仕様となっているが、同施設においては入居企業の作業効率・商品保管高を少しでも増大できるよう、全フロアにおいて梁下有効高を6・0m確保。これにより、梁下有効高5・5mの従来の物流施設と比較して、約8・3%の保管容積率増加を実現している。
同社によれば、「ロジスクエア草加」は内陸部に位置していることから津波の心配はないものの、埼玉県などが公表している液状化危険度マップ、揺れやすさマップ、洪水ハザードマップを参考にしながら、大きな被害を発生させる可能性が高いとみられる東京湾北部地震においても、就労者や保管している物資の安全を確保するために、緊急地震速報受信装置の導入や自家発電設備設置スペースの確保など、BCP対策にも注力しているとのことだ。