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京急電鉄/大和ハウス工業 横須賀で再開発起工式「駅前活性化を期す」

2013.05.06 16:32

 京急電鉄(東京都港区)と大和ハウス工業(大阪市北区)が京急線「横須賀中央」駅前ですすめている「大滝町2丁目地区第一種市街地再開発事業」の起工式が4月24日に行われた。
 同事業は西友横須賀店が入居していたビルを含む街区の再開発で、1~4階が商業施設や医療施設、上層がマンションとなる38階建ての複合ビル。高さは約144mで、完成すれば横須賀エリアでは最も高いビルとなる。延床面積は約4万9400㎡、住宅は298戸を予定している。起工式には関係者ら100人以上が参加し、工事の安全を祈念するとともにエリアの活性化を誓った。
 近隣は横須賀市内で最も繁華なエリアとして栄えてきたが、近年は人口減や長引く景気低迷などにより客足が遠退き空き店舗も目立つ。平成22年5月には地元の老舗百貨店・さいか屋も売り場を縮小。「大通り館」を閉鎖して商業施設とマンションの複合ビルを建設する予定だったが、経済状況や原材料費の高騰などにより昨年9月に計画が中止となった。こちらはしばらく駐車場として使われる見込みといい、街の機能低下が懸念されていた。開発に対する地元の期待は大きく、市でも活性化の起爆剤としたい考えだ。完成は平成27年9月を予定している。

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