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サムスン電子ジャパン 設置環境にフレキシブルに対応

2012.09.24 11:43

 オーナーの中には飲食や物販などのテナントから、看板を設置させてほしいという要望が寄せられたことがあるのではないか。ただ、テナントの要求を全て飲み、ビルの至る所に取り付けてしまっては、かえって雑然とした印象を与えるほか、スペースにも限りがある。しかし、入居テナントの商売が繁盛すれば、オーナーにとってビルを長く使用してもらえることに繋がるので悩み何処だろう。
 一般モニター・パブリックディスプレイなどディスプレイ事業市場において、世界ナンバーワンのシェアを占めるサムスンのグループ会社のサムスン電子ジャパン(東京都港区)は、液晶イーゼル看板の「店舗の力」を展開。そういったジレンマに有効な製品となっている。
 「店舗の力」は、設置環境に合わせて選べる32型と40型をラインアップしているとともに、電源ケーブル以外の余分なケーブルが不要なので外観がすっきりした印象。また、折りたたみ式イーゼルスタンドを採用し、ディスプレイ本体の薄さが29・9mmということもあり、場所を取らずに縦・横どちらにも簡単に設置することができるという。
 「当製品はディスプレイ本体にメディアプレーヤーとステレオスピーカーが内蔵され、リモコン操作で自動再生を実現しているため利便性が高いです。その他にも、最新のLEDバックライトを導入することで、当社の従来製品と比べて50%を超える消費電力を軽減しており、運用面での電気代を大幅に減らしてランニングコストの引き下げに貢献しております」(Set事業Team Display営業Group 部長 宮田 隆氏)

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