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三菱地所 所有部分の建物名称が「丸の内永楽ビルディング」に決定

2011.10.24 12:02

開発進む「(仮称)丸の内1-4計画」商業ゾーンの名称は「iiyo!!」
 三菱地所(東京都千代田区)は、千代田区丸の内一丁目において住友信託銀行(大阪市中央区)、三菱東京UFJ銀行(東京都千代田区)と共同で開発を進めている「(仮称)丸の内1-4計画」について、同社所有部分の建物名称を「丸の内永楽ビルディング」に決定したと発表した。なお、ビル名称の「永楽」は、かつての町名「永楽町」に由来するものである。
 「丸の内永楽ビルディング」は、同社が推進する「丸の内再構築」第2ステージ・第2弾プロジェクトであり、丸の内と大手町の結節点に立地し、金融の中枢機能が集積しているエリアに相応しい高度で高質な機能を備えた複合ビルとなっている。また、地下1階と1階部分を中心に商業店舗を配置し、丸の内仲通りの街並みの連続性と新たな賑わいを創出する。共同事業者所有部分を含む物件の敷地面積は8033・94㎡、延床面積は約13万9800㎡で、規模は地上27階地下4階塔屋3階。竣工は平成24年1月中旬、商業ゾーンのオープンは同年3月初旬を予定している。
 同社の発表によると、地下1階から地上2階の25店舗が集積する商業ゾーンの名称は「iiyo!!(イーヨ!!)」に決定。所在地である丸の内一丁目4番地(イーヨ!!)と、「訪れた人がポジティブな気分になり、思わず人に薦めたくなる場所(イーヨ!!)」という意味が込められている。

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