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南海電気鉄道 なんばエリアの保留地を取得 ライブホールを誘致へ

2010.11.22 16:07

 南海電気鉄道(大阪市中央区)では、現在推進している3カ年経営計画「堅進126計画」において、「なんばエリアのさらなる価値向上」を基本方針の1つとして掲げ、様々な取り組みを進めている。この一環として、同社では9月に大阪市難波土地区画整理組合が保有するC街区保留地(約8000㎡)を取得するため、土地売買契約を締結した。また併せて同地にライブホール「Zepp Osaka」を誘致することとし、運営会社であるホールネットワーク(東京都港区)との間で基本合意書を締結した。
 なんばエリアにおいて同社は、これまで大型商業施設「なんばパークス」およびオフィスビル「パークスタワー」をオープンさせるとともに、分譲マンション2棟の竣工などを手がけてきた。こうした再開発の進捗に伴いなんばエリアが南に拡大し、南海電鉄「なんば」駅を核としたエリアの回遊性が向上している。同社は今回のC街区保留地の取得と「Zepp Osaka」の誘致によって、南北方向のみならず、周辺施設との面的な広がりが形成されることで、新たな賑わいを創出するとしている。

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