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東急不動産 原宿・表参道の中心で商業施設を開発

2010.11.15 10:22

国内外に向けた一大情報発信拠点 自然共存型の施設整備を行う
 東急不動産(東京都渋谷区)は12日、渋谷区神宮前4丁目にて推進してきた商業施設「(仮称)表参道プロジェクト」の建物工事に着手した。
 計画地は、ファッション・文化の発信地として高い認知度を誇り、日本代表する商業エリアの原宿・表参道の中心に位置し、高級ブランド店舗が並ぶ表参道と、カジュアルファッションの出店が活発な明治通りの交差点角地となっている。計画建物は「『ここでしか』『ここだから』をカタチに」を開発コンセプトに、立地ポテンシャルを最大限に生かし、国内にとどまらず世界に向けた一大情報発信拠点として、同社の持つまちづくりの発想をより深化させた、「次世代へ向けた新しい自然共存型・滞在型商業施設」を整備する。
 施設規模は地上7階地下2階で、敷地面積は2057・18㎡、延床面積は1万1854・98㎡となっており、施設の核テナントには、トミーヒルフィガーをはじめ3つのファッションブランドの旗艦店が入居する予定となっている。
 また、デザイン設計はNAP建築設計事務所(東京都世田谷区)の中村拓志氏を起用。屋上には施設のシンボルとなるオープンテラスを計画し、明治神宮の森や表参道のケヤキ並木に象徴される緑豊かな環境を施設の随所に取り込むことで、環境への配慮と街並みと調和した施設を創造するとしている。

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