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歌舞伎座/松竹 新しい「歌舞伎座」起工式を実施

2010.11.01 14:53

 歌舞伎座(東京都中央区)ならびに松竹(東京都中央区)が中央区銀座において共同で検討を行ってきた「歌舞伎座」の建替え事業について、新築建物の10月28日に起工式が行われ、歌舞伎俳優の中村勘三郎氏や中村吉右衛門氏らが参加した。
 「歌舞伎座」は大正13年12月に竣工し、昭和25年の戦災被害による改修工事を経て、今年4月に建物の老朽化のため閉場。歌舞伎を後世に伝えるために「歌舞伎座」を建替える必要があると判断し、松竹との共同による建替え再開発が決定し、解体工事が進められてきた。新築建物の規模は地上29階地下4階塔屋2階。敷地面積は約6790㎡、延床面積は約9万3900㎡となっており、歌舞伎を上演する劇場とオフィスフロアで施設は構成される。
 また、施設内には文化の交流拠点となる「(仮称)国際文化交流センター」や、多様な世代の学習の場となる「(仮称)歌舞伎アカデミー」なども設置される予定となっている。

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