週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2010.09.27 14:26

■中国・北京市に現地法人を開設
 三井不動産(東京都中央区)は、中国・北京市に現地法人を設立し、10月より営業を開始する。三井不動産グループは成長著しい東アジアを海外事業における戦略エリアとして位置づけ、平成17年12月中国・上海市に駐在員事務所を設立し、上海市で住宅分譲事業、寧波市で商業施設事業を推進している。加えて今年5月には「天津エコシティ」への事業三角を決定したが、中国華北・東北エリアでの事業機会獲得に向けた体制を強化するため、北京市に現地法人を設立する運びとなった。

■北陸銀行の環境評価融資制度を活用
 トーセイ(東京都港区)は、17日に取得した東京都練馬区の共同住宅(RC造・地上7階)について、北陸銀行(富山県富山市)の環境評価融資制度「エコリード・マスター」を利用したと発表した。この評価制度は環境に配慮した経営を行う企業を対象に、同行独自の環境評価指標に沿って、取組状況を評価し、その評点によって環境格付S、A、B、Cのいずれかを付与し、格付に応じた金利優遇を行うというもの。今回は同行より最上位評価のSランクを取得しており、事業資金の融資にあたり、年0・20%の金利優遇を受けることとなった。

■「親世代の資産に関する意識調査」の結果を公表
 東京スター銀行(東京都港区)は、60代の親世代500名と30~40代の子世代500名を対象に、「親世代の資産に関する意識調査」を実施した。調査の結果、親世代の7割以上が「自分たちの財産は子供に残さず、自分自身で使いたい。その代わり、老後のことは子供に頼らず、自分自身で解決する」と回答した。また、子世代の7割近くも「親の財産は親自身に自由に使ってもらい、老後のことは親自身で解決してほしい」と回答している。

■直行ショッピングバスが運行開始
 チェルシージャパン(東京都千代田区)が運営するアウトレットモール「神戸三田プレミアム・アウトレット」では、同施設と香川県各地を結ぶ直行ショッピングバス「特急 神戸三田プレミアム・アウトレット号」を18日より、土・日・祝日限定で運行を開始した。このバスは琴平を出発し、香川県内の交通の要所である宇多津・高松駅などを経由して同施設へと直行する。運賃は往復で3900円となっている。

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