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三越 銀座三越が増床リニューアルオープン

2010.09.13 12:10

「都市再生特別地区計画」で一体的な開発 来街者が気軽に利用できる「銀座テラス」を設置
 三越(東京都中央区)は11日、中央区銀座の百貨店「銀座三越」を増床しリニューアルオープンした。今回のリニューアルオープンは、既存店舗および店舗隣接の駐車場スペース、銀行跡地、共同事業者との一体化開発による「都市再生特別地区」計画が決定し、本館・新館を一体の建物として開発が行われた。
 リニューアル後の同百貨店の規模は地上12階地下3階、延床面積は約8万1476㎡、店舗面積は約3万6000㎡。ストアコンセプトは「新しい価値を スタイルとして創造し 時代の扉を開ける店」としており、新しい生活スタイルを提供する店舗構成となっている。以前より利用者から「いつも混み合っていてゆっくりと買い物ができない」、「売り場が狭く品揃えに偏りがあり、買いたい商品が少ない」といった意見が寄せられており、今回のリニューアルはそのような課題を解決するとともに、東京都・中央区・地域関係者の協力のもと、銀座の街の東側へ商業施設を拡大することによる新たなランドマークの創出に成功している。
 施設西側屋外部分と東側9階には、一体化された公共スペース「銀座テラス」を設置。約3000㎡のこのスペースには芝生の広場や134席のレストスペースがあり、来街者が気軽に休憩できる場所となっている。この他にも施設内には、海外からの観光客向けのインフォメーションセンター、地上階の東西を結ぶパサージュ(通路)、銀座エリア最大級となる収容台数を誇る駐車場・駐輪場が設けられ、施設利用者や来街者に対して快適な空間が提供される。

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