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ジョーンズラングラサール 昨年下半期のグローバル不動産 取引総額が同年上半期を上回る

2010.04.19 15:43

 ジョーンズラングラサール社(本社・米国シカゴ)は、「グローバル・リアルエステート・キャピタル・フロー」と題するレポートを発表した。 これによると、世界の主要3地域における平成21年下半期のグローバル商業不動産の取引総額は同年上半期を上回り、市場にはっきりとした回復の兆候が見られることが明らかとなっている。平成21年通年の取引総額は2090億米ドルで、内訳を見るとアメリカ大陸は450億米ドル、欧州・中東・アフリカは980億米ドル、アジア・パシフィックは660億米ドルである。同社は平成20年から45%の減少となったものの、平成20年は前年比50%の減少だったことから、取引総額の縮小ベースが緩やかとなっているとしている。

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