週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

不動産業界往来

2010.02.01 16:14

■日本ハウズイングがカテリーナ都市開発を吸収合併
 日本ハウズイング(東京都新宿区)は、平成22年1月25日開催の取締役会において、平成22年3月1日を効力発生日として、同社の100%子会社であるカテリーナ都市開発を吸収合併することを決議した。カテリーナ都市開発は、首都圏を中心にファミリーマンションの開発・分譲や不動産の販売代理を行っていたが、現在全物件の完売に伴いアフター対応業務に切り替わっている。日本ハウズイングの在庫不動産も完売の目処がたち、今年度末をもって開発事業からの撤退が完了する見込みとなり、同社はアフター対応業務を集約するため、合併を行ったとしている。

■ブックオフコーポレーションがビー・オー・エムを完全子会社化
 ブックオフコーポレーション(神奈川県相模原市)は、同社の連結子会社で丸善との合弁会社であるビー・オー・エムに関し、丸善が保有する全ての同社株式を譲り受けることを決議し、完全子会社となったことを発表した。ビー・オー・エムはグループ店舗の設計、デザイン、施工管理等を主たる業務としている。

■かずさアカデミアパークが民事再生法の適用を申請
 かずさアカデミーパーク(千葉県木更津市)は、1月25日に千葉地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日保全命令を受けた。同社は千葉県が推進する「かずさアカデミアパーク構想」の中核的施設である“かずさアカデミアセンター”の運営主体として設立。負債は約57億6900万円。

■プロパストが販売用不動産の差し押さえ受ける
 プロパスト(東京都渋谷区)は、東京都より販売用不動産に対する差押通知書を受領したことを発表した。同社は平成20年5月期において東京都に対する法人事業税等を滞納(13億9800万円)していた。

■伊藤忠アーバンコミュニティがタッチストーン・レジデンシャル・マネジメントの株式譲受
 伊藤忠アーバンコミュニティ(東京都中央区)は、タッチストーン・キャピタル証券(東京都港区)が保有するタッチストーン・レジデンシャル・マネージメントの株式を譲り受けたと発表した。今回の株式譲受は、日本レジデンシャル投資法人とアドバンス・レジデンス投資法人との合併を機に、プロパティマネジメント分野の拡充が狙い。

PAGE TOPへ