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西日本旅客鉄道 進む鉄道会社の駅舎内有効活用法

2009.11.02 17:41

 西日本旅客鉄道(大阪市北区)は、同社子会社のジェイアール西日本不動産開発を通して、JR神戸線「灘」駅に「駅ナカ」の商業施設を開業した。
 同駅は平成21年9月に橋上化され、「駅ナカ」は改札横に駅と合築して開発する手法をとっている。通常、「駅ナカ」は駅舎内部、もしくは連続する建造物内部に設けられるが、今回の開発は高架下を活用した施設だ。
 開発部分は約800㎡、地上3階建てで、2階に「モスバーガーJR灘店」が、3階に「まぐろ居酒屋さかなや道場JR灘駅店」が入居する。
 橋上化により、全く新しく生まれ変わった灘駅の駅中に、駅を利用するお客および周辺に住む人々が気軽に立ち寄れるファーストフードと居酒屋を設けることで、同社は灘駅の利便性をより高めることができると考えている。




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