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三菱地所 大丸有地区で環境に優しい交通の実験を開始

2009.09.28 15:12

 三菱地所(東京都千代田区)、日の丸自動車興業(東京都文京区)などは29日より、JR「東京」駅周辺の大手町・丸の内・有楽町地区を中心に、環境にやさしい交通の実証実験を開始する。
 実験は「東京」駅周辺の企業や東京都、千代田区などで構成される「大丸有地区・周辺地区環境交通推進協議会」が主体となって実施されるもので、複数のホテルなどで自由に乗り捨てできるレンタサイクルや丸の内と八重洲を結ぶ循環バスを導入。この地区を訪れた人々がCO2排出を抑えながら、地区内を行き来しやすいまちづくりを目指す。
 レンタサイクルは地区内の「シャングリ・ラ ホテル 東京」や「三菱ビル」などにサイクルポートを設置。この他にも、日本橋の「マンダリンオリエンタル東京」、恵比寿の「ウェスティンホテル東京」などにサイクルポートが設置される予定である。地区内の観光拠点を回遊する循環バスは、期間中の11時~12時、13時~15時に15分間隔で運行され、低排出・低燃費のハイブリッドバスならびに水素燃料エンジンのバスが使用されることとなる。

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