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ヒューリック 九段下のオフィスビルを取得 ワンフロア400坪超の高い希少性が特長

2009.09.28 15:13

 ヒューリック(東京都中央区)は15日、千代田区九段北に所在するオフィスビル「日本地所第一ビル」の取得を発表した。
 同物件は昭和50年7月の竣工。東京メトロ東西線、半蔵門線、都営新宿線が乗り入れる「九段下」駅より徒歩数分に位置し、規模は地上12階地下2階。敷地面積は3351・07㎡、延床面積は2万5560・92㎡で、基準階面積で1200㎡を超えるエリア内での希少性が物件の特徴となっている。また、全館リニューアル工事実施済みで、地下自走式の駐車場を完備している。
 物件の取得先はシンプレクス・インベストメント・アドバイザーズのファンドであるエスアイエイタイガー2号(東京都千代田区)で、取得価格は135億円となっている。
 ヒューリックでは今年7月、みずほ銀行(東京都千代田区)に対して目黒区上目黒のオフィスビル「中目黒センタービル」を460億円で売却しており、同社によると今回の「日本地所第一ビル」取得は、売却した「中目黒センタービル」の代替物件のひとつとして決定したということである。

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