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日本リテールファンド投資法人 我孫子市のショッピングセンターに新館 芝生広場をあわせて新設 地域のコミュニティ拠点に

2009.08.24 17:24

 日本リテールファンド投資法人(東京都千代田区)は19日、運用資産である千葉県我孫子市の「我孫子ショッピングプラザ」について、敷地内に新たに「ANNEX館」の増築ならびに芝生広場の新設を発表した。
 同施設が位置するJR「我孫子」駅周辺では、ここ数年5km商圏内に大型ショッピングセンターの新規出店や増床など、開発が相次いでいる。そんな中同施設では平成17年に大規模リニューアル工事を実施し、売上高で前年対比107%を達成。その後も堅調な売上高を維持してきているが、さらなる競争力アップのため今回の増築が決定した。
 施設の敷地面積は2万2694・35㎡。既存物件の延床面積は5万5393・77㎡で、同社では平成15年3月に信託受益権を取得している。新たに開発が行われるANNEX館の延床面積は376・32㎡。RC造地上2階建てとなり、平成22年3月のオープン予定となっている。なお、施工はフジタ(東京都渋谷区)が担当、今月20日に工事請負契約が締結されている。
 計画によるとメインエントランスは華やかな市場(マルシェ)をコンセプトに、既存の本館では出店していなかったペットショップや、多様化するライフスタイルに対応する持ち帰り惣菜店など5店舗が出店。「あびこショッピングプラザ」の主要なターゲットであるファミリー層のニーズを満たすとともに、ANNEX館の前に芝生広場を新設。イベント・アメニティスペースなど、施設の賑わい要素を充実させることにより、地域コミュニティの拠点として機能するとしている。

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