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南海電気鉄道/ほか 暑い夏にひとときの清涼 エントランスにドライミスト導入 くいだおれ太郎も「快適でんな~」大手私鉄初となるクールミスト導入

2009.07.20 17:16

 南海電気鉄道(大阪市中央区)と南海都市創造(大阪市中央区)では、南海電気鉄道「難波」駅などが入る南海ビル1階「総合インフォメーションセンターなんば」前に、省エネルギー型の外気冷却システム「ドライミスト」を導入し、7月23日から自動制御運転を開始する。大阪市内のターミナル駅に「ドライミスト」を常設するのは、大手私鉄でははじめてのこころみとなる。
 「ドライミスト」で約1℃の気温を低下させるためのエネルギー消費量は、従来のクーラーと比較すると20分の1、CO2排出量は8分の1となる試算で、施設利用者に省エネで涼しい夏を提供する。
 なお、運転開始日10時30分から「噴霧式」を開催し、南海電気鉄道取締役社長、南海都市創造社長、大阪ビルディング協会会長とともに、「くいだおれ太郎(以下・太郎)」によるテープカットを行う。太郎は「暑ぅおまんな~・・・(予定)」と書かれた吹き出し付きで登場し、ドライミストを浴びた太郎の吹き出しは「快適でんなぁ~(予定)」に代わり、「ドライミスト」の涼しさをPRする。

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