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積水ハウス ゼロエミッションセンターの来場者が1万人突破

2009.05.18 17:20

 積水ハウスが平成20年11月より一般公開している「積水ハウス ゼロエミッションセンター」(茨城県古河市)の来場者数が、平成21年5月9日をもって1万人を突破した。
 同社顧客はもちろん、一般来場者や教育・報道関係者など、さらには海外からも多数の見学者が足を運び、公開後半年を待たずにのべ1万人の来場者を迎えることとなった。
 「積水ハウス ゼロエミッションセンター」とは、北海道洞爺湖サミット開催期間(平成20年7月)中、経済産業省主催のもと、地球温暖化防止に向けた日本最先端エネルギー・環境技術を結集した近未来型住宅として展示された「ゼロエミッションハウス」と、建築廃棄物のゼロエミッションの取り組みを紹介する「資源循環センター」ゼロエミッションに関する全般的な考えを紹介する「ウェルカムホーム」の3施設から構成されている。
 「ゼロエミッションセンター」には、瓦一体型太陽光発電システムや家庭用燃料電池、緑化やね、高断熱・高気密仕様の建物など、最新の省エネ技術と創エネ技術が導入されている。
 北海道洞爺湖サミットで公開された近未来型住宅「ゼロエミッションハウス」を核とする同施設への関心の高さは、社会の「環境」への意識の高まりはもちろん、同施設に採用された、積水ハウスがほこる工業化住宅技術・環境配慮技術や、建築廃棄物の再資源化に対する取り組みは、同事業に対する関心の高さを示すものである。
 同社は今後も住宅からのCO2排出オフ、および自然界への建築廃棄物排出ゼロの取り組みを積極的に推進し、その重要性を広く発信していくとしている。

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