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オリックス・ファシリティーズ/ほか 京都大学キャンパスでESCO事業開始

2009.04.20 17:49

 オリックス・ファシリティーズ(京都市下京区)を中心とするグループは、京都大学が平成20年8月に技術提案方式により公募した「平成20年度京都大学吉田地区ESCO事業」の最優秀提案者に選定されて取り組んできた省エネルギー改修に関する設計・施工・施工管理が3月31日に全て完了し、翌4月1日からESCOサービスを開始したと発表した。ESCO対象となった施設は京都大学吉田キャンパスの北部団地ならびに中央団地内の11施設で、延床面積は5万6908㎡。
 ESCO契約期間は今年4月からの2年間で、同グループがESCO設備と関連する既存施設の維持管理、省エネルギー量、CO2削減量の計測・検証を行いながら、省エネルギー削減効果の保証をする。省エネ施設改修の契約方式は、ギャランティード・セイビングス契約となっており、京都大学が297万3000円を負担している。
 このESCO事業には太陽光発電などふんだんに省エネアイテムを盛り込んでおり、年間でエネルギー削減による利益790万円が創出されると見込んでいる。

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